「自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ」なるものが登場
今日は大忙しの1日になりました。
昼間から仕事が立て込み、昼食も取れないままの1日になりました。
時間の余裕があるときはいいですが、急に忙しくなってしまうと色々なところで無理が出てきますね。
好きな本を読むことも、雑誌を眺めることもままなりません。
しかし、好きこそものの始めなれとはよく言ったものです。
こんな時でも、時間があれば、あれしたいなと思うものが出てきます。
今日のお勧めは、集英社 のリリース、「自由に至る旅―オートバイの魅力・野宿の愉しみ
」です。
自分の知らないものを購入するのは少しためらいがあるかもしれません。
しかし発売元は「集英社」です。
値段も「¥ 777」です。
きっとプラスになると思います。
一気読み
ツーリング好きならアッという間に読んでしまうでしょう。
それ程に描写が自分の記憶とリンクして楽しめるのです。
口語体もとても読みやすくて文章がどんどん入ってきます。
読者が若者なら著者の旅への想いに洗脳されてしまうのではないかなぁ。
この本で旅に目覚めた人もきっと多いのでしょうね。
ヒーリング書に属されるかも・・
色々と考えることがあり、昔なくしたバイクの免許を再度取得しようとしていた矢先に本書に出会いました。
内容はバイクを通し訴えかける著者の人生哲学と、若干のツーリング紀行文、ワンポイントメモです。
ツーリング紀行文、ワンポイントメモとしての観点であれば、他にもっと優れたものがありそうですが、バイクのキーワードである、危険性、一体感(操縦性)、肌感覚等を自己責任、日常や精神の開放と説明する発想には大いに共感を得ました。
家族には愛情をそそぎつつ、会社では責任のある仕事を全うしている。現状に満足しつつも心の奥で少し違和感を感じ始めた人にお勧めです。
少しの違和感、これこそ曲者です。一度心のオーバホールをしてみるのもいいかもしれません。私もバイクとテントを買ってしまいました。自分という基点を見直すために・・・。
単なるバイク旅の魅力を紹介しただけの本ではない
これは単なる旅紀行でも、思い出話でも、はたまたバイク四方山話でもない。
バイク談義に擬して書かれた「花村思想」の啓蒙書である。
花村にとって、バイクや旅というのは、「自由」を語る道具の一つに過ぎない。
とにかく、全てのモノ、人、考え方から自由であること。その「自由であること」の意味を執拗に、とにかく繰り返し説いている。そして、我々に対し、もっと自由に生きようと誘いかけてくる。
いろんなしがらみに囚われた我々一般人には考えもしない発想で語りかけてくるその論調は、あまりにも突拍子がなくて、ついて行けないところもあるかもしれない。軽そうに見えて、何だか新興宗教の勧誘か催眠商法の販売会の語り口にも似た花村の論調に、いつか読者も乗せられ、「旅に、出ようかな」と思わせられてしまう。
バイク乗り以外の人にも読んでもらいたい本である。
